>>> 肝炎の種類とその特長を知っておく。
肝炎は何らかの原因で肝臓に炎症がおこり、発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状のある疾患の総称です。 要因にウィルス、アルコール、薬物、自己免疫性などがありますが、日本では約8割がウィルスによる肝炎といわれています。
- ■A型肝炎
- 型肝炎はA型肝炎ウィルスが経口感染によって症状を起こすものです。A型肝炎ウィルスに汚染された水や野菜、魚介類などを生で食べることや、糞便に汚染された器具や手指などから感染することもあります。
東南アジア方面の汚染地域で加熱調理せずに生ものを食べるなどから感染することがあり、日本人にはA型肝炎に対する抗体を持っていない人も多く、旅行計画のある場合は事前にA型肝炎ワクチンを接種して予防することが大切です。 - ■B型肝炎
- B型肝炎は血液を介して肝炎ウィルスに感染することで起こります。多くは一過性で症状もおだやかですが、一部では急性肝炎となる場合もあります。注射の針刺し事故や出産による親から子への感染、性行為などで感染し、治ると免疫がつきますが感染持続(キャリア化)することもあります。感染持続者(キャリア)はかみそりや歯ブラシの共有を避け、外傷や鼻血などの処理の際には他の人が触れないように注意が必要です。B型肝炎ワクチンで予防します。
- ■C型肝炎
- C型肝炎はB型肝炎と同じく血液を介して感染します。
C型肝炎は慢性化することが多く、慢性化した場合は検査のうえインターフェロン療法でウィルスを駆除するのが望ましいといわれています。現在ほとんどのC型肝炎感染者は医療行為(注射針の回しなど)が原因と推測されるものが多く、社会問題化しています。放置すると肝臓がん発生のリスクが高いので注意を要します。 - ■E型肝炎
- E型肝炎は近年になって発生報告されたもので、野生動物やブタの生肉、生レバー、臓器などを未調理で食べることにより経口感染するといわれています。
肝炎の治療法はさまざまで、型によって予防ワクチンのあるものとないものがあります。
治療法が確立されていない部分もありますが、それぞれの原因ウィルスに応じた治療を受けることが大切です。
>>> 知っておきたい家庭の医学
- ■健康診断からわかること
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【血液検査】
- ■血中脂質検査
- コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールなどの検査から高脂血症の診断がわかります。
- ■血糖値
- 空腹時の血糖値、食後血糖値、食事に影響されないヘモグロビンエーワンシーなどの測定から糖尿病がわかります。
- ■肝機能検査
- AST、ALT検査や胆汁異常やアルコールによる障害などから肝障害の有無がわかります。
- ■赤血球数や血色素濃度検査
- 貧血の有無や多血症が判断されます。
- ■その他
- 痛風の原因といわれる尿酸や、肝炎ウィルスの有無などがわかります。
